予防接種について
赤ちゃんのワクチン接種について院長のお勧め
①ワクチンデビューは生後2カ月の誕生日。
②当院では同時接種をお勧めしております。
多くの免疫を早く付ける事が出来ます。諸外国では10数年前から普通にされて安全性も確認済。
③ワクチンは無料、有料どちらもお勧めします。
母子手帳に印刷されているワクチンは国際的にも推奨され、日本も定期化へ検討中です。
ⅰ)おたふくかぜ:1000人に1人難聴。男性不妊、脳炎もある。
ⅱ)B型肝炎:全世界の90%で実施。肝炎、肝癌を引き起こす。
ⅲ)ロタ:胃腸炎で点滴、入院を要したり、脳炎、脳症もあり。
知って頂きたい基本
①ワクチンは歴史的に見ても世界的に見ても「飲料水の確保」についで2番目に子どもの命を救っています。麻疹、ポリオ、百日咳、破傷風など。その効果は絶大です。
②病気が流行らなくなってもワクチンは必要です。地球上から根絶されない限り必ず再流行します。
③副作用のリスクよりワクチンをしないリスクの方が圧倒的に大です。副作用を恐れるより、効果を期待して下さい。日本では年間250の乳幼児突然死があり、紛れ込み事故の原因になっています。
④自然感染の前にワクチンが必要です(早く接種する必要があります!)命を守り、後遺症を防ぎ、生活を守る。肺炎球菌は自然感染よりワクチンが効きます。
⑤ワクチンは大人の為にも有効です。インフルや肺炎球菌はこどもに接種することで老人、大人の患者が減りました。
赤ちゃんのお勧めワクチン接種スケジュール
1.生後2カ月:肺炎①ヒブ①HB①ロタ①
2.4W後 3か月:肺炎②ヒブ②4混①HB②ロタ②
3.4W後 4か月:肺炎③ヒブ③4混②
4.3W後 :4混③
5.1後20~24W後:HB③
*BCGはなるべく保健所での4M健診時にするようにスケジュールをたてますが、どうしてもスケジュールがあわなければ、BCGだけ延期してもらっても良いです。遅れても問題ないので(7M中にすれば)保健所と電話で相談して下さい。 *同時接種心配の場合心配な気持ちも判りますので始め1本ずつにして、安心と思われたら同時接種にしても良いでしょう。個別でもBCGを遅らせればスケジュールを立てられます。
6.3後7Mヒブ追加
7.1才 肺炎追加MR①
8.4W後 水痘① (②は6M以後)
9.4W後 流行性耳下腺炎① (②は年長:MRと同じ)
定期予防接種
- 四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)
- 二種混合(ジフテリア、破傷風)
- 水痘(みずぼうそう)
- MRワクチン(麻疹風疹混合)
- 麻疹(はしか)
- 風疹
- 日本脳炎
- B型肝炎
任意接種
- インフルエンザ菌b型(Hib)
- 肺炎球菌
- インフルエンザ
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)